「廃村 千選」 〜 大分県

「廃村 千選」 〜 大分県



大分県緒方町の高度過疎集落 尾平鉱山(おびらこうざん)の学校跡(現宿泊施設)です(平成20年1月)。

※ 画像は島根県のおきのくにさんよりご提供いただきました。




・編者が確認した大分県の「学校跡を有する廃村・高度過疎集落」(学校の所在は昭和34年以降)は5か所です(廃村2か所,高度過疎集落3か所)。

・大分県(旧国名は豊後,豊前)のへき地校の数(本土部+離島部=168校,本土部=159校)は,本土部に限ると九州で一番の数ですが,「廃校廃村」の数は5か所,そのうち2か所は短期間しか存在しなかった営林事業集落です。また,5か所のうち4か所は豊後の南部,宇目町に集中しています。
・最大規模の廃校廃村は,尾平鉱山です。尾平鉱山は,昭和29年の閉山後も営林を生業とする集落として存続し,現在も旅の宿がある高度過疎集落として存続しています。
・営林事業関係の廃校廃村として,宇目町傾山・板戸があります(2集落)。

・大分県には離島部にへき地5級地が2か所ありました(津久見市無垢島,蒲江町深島)。無垢島・深島は,ともに過疎集落として存続しています。
・大分県には,下筌ダムなどいくつかのダムがありますが,ダム関係の廃校廃村は見出せません。
・大分県で最も歴史が古い廃村の学校は,宇目町の木浦小学校傾山分校で,昭和25年開校,昭和40年閉校,開校期間は15年です。

  集落名 学校名 自治体名 へき地
等級
児童数 閉校年 (特記)
産業・離村時期

*1
(Obira-kouzan)☆
尾平鉱山
尾平小学校 (豊後大野市)
大野郡緒方町
2級 82名 昭和44年* (尾平鉱山・スズ)
鉱山・−

2
(Katamukiyama)
傾山
木浦小学校傾山分校 (佐伯市)
南海部郡宇目村
4級 9名 昭和40年 営林・S.40年

*3
(Mayumi)
真弓
小野市小学校真弓分校 (佐伯市)
南海部郡宇目村
3級 27名 昭和45年 農山村・−

4
(Itado)
板戸
小野市小学校板戸山分校 (佐伯市)
南海部郡宇目村
4級 20名 昭和36年 営林・S.36年

*5
(Suigatani)
水ヶ谷
重岡小学校水ヶ谷分校 (佐伯市)
南海部郡宇目村
3級 9名 昭和54年 農山村・−

(注1) 「廃村 千選」とは,編者が確認した全国の「学校跡を有する廃村・高度過疎集落」約1000か所のことをいいます。また,「廃校廃村」とは,「学校跡を有する廃村・高度過疎集落」を略した呼称です。

(注2) 「廃村 千選」における廃村(集落跡)は住民がいない集落(1戸程度が残るもの,冬季無人集落を含む),高度過疎集落は5戸以下程度(冬季分校所在地は3戸以下程度)の集落(番号欄*印付き)です。

(注3) 「廃村 千選」における学校は,昭和34年4月以降の小学校とその分校,冬季分校,夏季分校です(中学校,高校等,昭和34年3月以前に閉校した学校は含みません)。

(注4) ◎は編者が訪ねたことがある廃校廃村です。

(注5) ☆は中学校が集落内にあった廃校廃村です(併設校,分校を含む。昭和34年3月以前に閉校した学校は含みません)。

(注6) 学校名,へき地等級,児童数のデータは,昭和34年4月現在のものです。

(注7) 閉校年は,原則「全国学校総覧」により1年ごとの所在を比較して調べたものです。再開されなかった休校は閉校と同一に扱っています。

(注8) 離村時期欄,xx年は,文献等に記された閉村年です。xx年頃は,小学校閉校年,住宅地図等により推定した閉村年です。

(注9) 市町村名は,説明文が平成13年4月現在(平成の大合併直前),リストが昭和34年4月現在,リスト内( )書きが平成23年10月現在です。

(注10) 自治体名へのリンクはmixi(会員制)の日記等 おきのくにさんの力添えをいただいています。

(注11) 平成23年以降に生じた廃村は,原則追求していません。

(注12) お気付きの点があればお知らせいだけると幸いです。



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